☆地金の豆知識☆
◆金(ゴールド)
◆銀(シルバー)
◆白金(プラチナ)
Profile
Neme emi
2002 新潟市の宝飾店に入社
2004 技能五輪全国大会装身具の部敢闘賞
2004 貴金属装身具製作二級検定合格
2006 修行期間を経て退社
2006 新潟県貴金属連合会登録
2006 Pinky Rose オープン
リングの作り方の手順
地金を溶かして塊にします。
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次に地金を好みの厚みと幅になるまで金づちや“ロール”とよばれる延べ機で潰していきます。
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地金の平たい棒を造る指輪の長さ分“糸ノコ”で切り、ペンチに似ている道具でリング状に丸めます。
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つなぎ目は、地金より沸点が少し低めのロウ材を使いくっつけます。
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粗いヤスリ→細かいヤスリ→紙やすりの順番で理想のリングになるまで成形。
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専用の道具で光るまで研磨。出来上がり。
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自然界にある金は典型的な黄金色をしていて軟らかめで、宝飾品として使うために銀、銅を加えて硬い金合金を造り、色や硬さを変えて使います。添加するものが《銅>銀》の場合は赤みがある金合金になり《銅<銀》の場合は青みがかった金合金になる。金の純度は純金の含有量で表し、カラット数(K)で示します。純金3,75以上のK9、K14、K18、純金のK 24まであります。主な産地はアメリカのカリフォルニア州、カナダです。モース硬度は2半。
◆最近では結婚指輪、婚約指輪はプラチナが主流ですが少し前までは金で造るのが主流でした。私の母の結婚指輪は金ですし、婚約指輪は金でメインストーンはダイヤではなくオパール。オパールの婚約指輪が流行った時期もあったそうです。アクセサリーにもデザインの流行があるのと同じで地金や石にも流行があったのですね。
銀は、金やプラチナよりも購入しやすい価格で若い層からとても人気があります。空気に触れていると徐々に黒っぽく変色していきますし、硫黄成分のある温泉では一瞬で黒くなります。これは空気中の酸素との反応で“硫化”といいます。市販のシルバークリーナーでキレイになるのであまり心配はありません。純銀は軟らかいのでアクセサリーにするには銅と混ぜて銀合金にします。銀合金で主流なのが“スターリングシルバー”で92.5%以上純銀を含んでいます。また、ブリタニアシルバーは95%以上。主な産地は南アメリカ、オーストラリア。モース硬度は2半。
◆私の修行していた会社で最初の素材として使わせていただいたのが銀でした。銀合金は金合金に比べ軟らかく切ったり曲げたりが比較的簡単にできます。この話は今であって当時は切るのも曲げるのも必死でしたけど。地金の値段は金やプラチナと比べ低価格なので基礎と地金の粉一粒でも無駄にしないようにという基本を銀練習の時期に教え込まれます。
プラチナは、金、銀、プラチナのうちで最も貴重で高価です。銀合金や金合金と違って変色がないことから、“色あせることのない愛”の証としてプラチナの結婚指輪が好まれています。プラチナの融点は、1773℃と高いので1920年以前は加工職人は苦労したようです。主な産地に南アフリカ、カナダ、アメリカ(アラスカ)などがあり、塊として採取できることは稀でほとんどは粒として採取。モース硬度は4
◆現在宝飾品の加工には都市ガスと酸素を混ぜたバーナーを使い(他の道具もありますが)プラチナを溶かしたりパーツをくっけたりと簡単にできる様になりました。私の師が若い頃は“吹き管”という筒を口に咥えて空気と火を混ぜて使う道具や“ふいご”という連続で踏み続け空気を送り込むタイプの道具を使っていたようです。実物は、浮き輪の空気入れに使うポンプに似ています。しかし、1773℃が沸点のプラチナを溶かすことは出来ないので、溶かすことは鉄溶かし屋さんにお願いしてたようです。今は便利になりました。
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